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こんにちは、招猫です。
お盆期間のリーグ戦、第２０節ホーム大宮戦。
２６０００超の観客を集めての試合でした。
ただ雨の影響もあり、８６％と非常に湿度の高い中、
タフなゲームコンディションになってしまいましたね。
ここ数戦の、チームとしての方向性が少しずつ各選手
に意識として浸透しつつあることが実感できる内容に
変わってきましたね。
この一番の要因は、成岡選手がコンスタントに起用され
ていることで、トレーニングでは得られない、実戦の
中で理解・昇華が進みつつあるのだろうと思います。
指宿選手、ラファエル・シルバ選手のコンディションが
一層上がってくれば、成岡選手はじめ、ベストの布陣が
組めるようになるでしょうね。
ある意味「川又ショック」を引きずった感がある中断期間
後の試合。
もうすぐ完全払拭できそうな印象です。
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【試合結果です】
Ｊ１リーグ第２０節
アルビレックス新潟－大宮アルディージャ
デンカビッグスワンＳ[観客 26,949人]
新潟 ２ － １ 大宮
前半１ － ０
後半１ － １
・得点経過
前半２０分 成岡翔：新潟
後半１６分 ムルジャ：大宮
後半４３分 鈴木武蔵：新潟
お馴染み辛辣コメント柳下監督。
今節は内容的に及第点だったのでしょう。
もっとも、攻撃時、特にフィニッシュの意識に
ついては足りない部分がまだ多いことを指摘。
得点に向かう「執着心」がまだ備わっていない
ことを言ってますね。
それだけチャンスをフイにしているシーンが
目立っているということです。
チャンスメイクはだいぶ形になってきた。
しかしその先が課題。
まず一番に枠内シュート率を上げないと…
その上で攻撃陣の連動した動き。
これは各選手の意識共有が図られないと成熟
しません。
その部分をＦＷ起用されている成岡選手が実戦の
なかで「教育」しているように感じます。
指宿選手が加わったことで、既存の新潟ＦＷ陣は
プレーしやすくなるでしょう。
ゴール前で顔を出すポジションも、他の選手が動き
やすい、ハッキリとしていますし、
「次に何をするべきか」
を同じベクトルで認識できるような印象を受けます。
柳下監督、成岡選手がいう「足りない」部分を、
指宿選手中心に補完することはもとより、さらなる
レベルアップが期待されますね。
ＦＷ陣が確立されれば、成岡選手も中盤からゲーム
コントロールできますので、早期にその段階に持って
いかなければなりません。
明確な結果となるまでもう少し、というところまで
来ていますので今少し辛抱ですね。
攻撃面に伴って、という側面もあるでしょうが、
守備においても進化しつつあります。
相手攻撃時、サイドバック及びセンターハーフの
選手の戻りが不十分で、大井・舞行龍選手の両ＣＢ
のみになってしまうシーンが少なくなってきています。
柳下監督やＧＫ守田選手からも、ミスを犯した際の
カバーリング向上が見られる点をコメントしています。
負けてはいましたが、失点においては限りなく最少に
抑え続けてきました。
今節もハイプレスから組み立てる、今季目標とされたで
あろう、昨季までのハイプレスからのショートカウンター
＋パスを繋いでの攻撃展開の融合を垣間見ることが
できましたね。
守備から攻撃に転じた際の前線の動き。
これまでは、守られて当然の攻撃に終始してしまったため、
得点のニオイがなかなか感じられなかった。
その部分が改善され「つつ」あるということでしょう。
まだ上位勢との隔たりは大きいですが…
しかし、守→攻の切替のスピード、かける人数含め、
そこを上げていかない限り、厚みのある攻撃は生まれませんし、
全く脅威に感じさせることができない攻めしかできません。
この夏場に形にしていくことが、後半戦上昇のターニングポイント
になるでしょう。
やはり新潟は、守備においての確固たるコンセプトのもと
攻撃を実践する。
今節は、アルビ上位進出に向けて、一つの
”兆し”
を感じることが出来たゲームだったと思います。
次節は８月２３日ホーム徳島戦。
その前ミッドウイーク２０日に、同じくホームで
天皇杯３回戦長崎戦と、やや詰まった日程となります。
厳しいゲームコンディションが想定される時期に、
移動がない分しっかり調整に努めることができます。
大宮戦での収穫を確実なものとするためにも、
内容・結果が要求される２試合となりますね。
その上で、８月のラストマッチ３０日のガンバ大阪戦に
向かって欲しいです。
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