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こんにちは、招猫です。
昨晩、天皇杯３回戦∨・ファーレン長崎戦でした。
結果から言えば１－２の延長逆転負け。
１７分にセットプレーから先制してそれっきり。
早い時間に先制すると、９０分持ちこたえるのが
極めて困難な新潟です。
そのため、８６分に追いつかれ、延長に入って１０１
分に逆転を許す形に。
日程が密な影響もあろうかと思いますが、とにかく
選手個々のコンディションに問題が合ったのは確か。
…それは理由になりませんね。
どこも条件は同じですし。
ましてタフな移動を強いられていないにもかかわらず
この有り様ですから。
試合結果です…
新潟 １－２ 長崎
（前１－０）
（後０－１）
（延前０－０）
（延後０－１）
・得点
１７分 田中亜土夢（新）
８６分 古部健太（長）
１０１分 高杉亮太（長）
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ミッドウイークのゲームということもあり、５０００人ほどの
観客数のもとの長崎戦。
それでなくとも、スワンに駆けつけた方々は
真に
「勝ち」
に飢えていたはず。
対戦相手がどうこう言う前に。
にもかかわらず、またも
「チケットを買って来てくれた観客が満足する内容」
には程遠いものでした。
あえて問いたいものです、選手に。
このゲーム、何を求めて臨んだのかを。
足を運んでくれた観客をどう考えているのかを。
試合後のサポへの挨拶、ただのルーティンワークに
なっていませんか？
試合後こそ、選手を見ているものです。
態度、背中、表情、視線…
そんなことを気にしていますか？
残念ながら、プロのレベルとは到底思えないミスが
あまりにも多すぎます。
これが国内トップリーグで戦っているプレイヤーたちなのかと
疑ってしまうほどに。
もっともこの試合だけに限りません。
今季、もはやため息の回数はわからないくらい。
呆れ返ってしまいます…
試合開始から１７分で先制したことも、この時期のゲーム
ですから、大きな意味があるものです。
…本来は。
しかし、その後の展開は長崎に持って行かれましたね。
試合後の監督・選手コメントが象徴的でした。
カップ戦における選手・監督の意識は、チャレンジする立場と
される下位カテゴリーのチーム側が一般的に高いですね。
「喰ってやる！」って。
事実、浦和が群馬に、川崎が愛媛に、横浜ＦＭが北九州にと
喰われまくりな昨日。
千葉ダービーの柏－千葉戦はちょっと意味合いが違いますけど。
ここが各国でもカップ戦の面白さとして認識されているところ
ですね。
ちょっと戻りますと、新潟・柳下監督。
中間の調整状況から、こんな結果も予見していたのでは？と
思わせるフシがあります。
確かに、このところの新潟市内近郊、気温が高い上に湿度がありすぎ。
選手もキビシイのは分かります。
特に湿度が強敵。普通の生活をしていても支障をきたしかねないと
感じるほど。
そんなコンディション不良を抱えてのゲームですから、フィジカル
ではせいぜい６～７０％程度ではなかったでしょうか。
それがメンタルコンディションにも多大に影響したといえますね。
個々の局面での判断、正確性やスピードの悪さ・鈍さ。
これではプレーの繋がりなんかは存在しえません。
柳下監督のまとめ方が新潟全体の現状を表しています。
私なりに解釈しますと、
選手個々は１００の力を出せばいいプレーが出来る。
裏返せば、１００出さずにやれるほどの選手ではない。
↓
常に、余すところなく全力を出して初めて勝ち負けの
舞台に上がれる。
すべての選手が。
８～９０に抑えていたのでは全くもって試合にならない。
柳下監督は、各選手の技術・ポテンシャルは把握しているわけで、
その中で起用された選手が、持ち味を１００％出してはじめて
ゲームプランの構成が可能になる。
今季は満足な状態でゲームを組み立てられていないのは事実。
登録選手数でもリーグ有数の「少なさ」ですから、どうしても
主力とされるメンバーで構成するしかありません。
勝ち負けを考えるならば…
負担が大きくなることは自明の理ですが、その状況下でも
結果を要求される立場にあるわけです。
試合日程とかを理由にしてはいけませんね。
その長崎戦を振り返れば、然るべき結果であったといえます。
すべてのコンディションで１００になり得ないなかのゲーム。
今季の試合内容を考えたら、勝ちの要素が明らかに少ないチーム
状況で臨まなければならなかった。
そういうことなのでしょう。
選手層やスケジュールを考えるなら、向かうべきはリーグ戦一本
になったと割り切ることができます。
ただ、厳しい試合環境に加え、延長に及び敗戦といった内容は、
週末の徳島戦に影響しそうですね。
選手登録の関係で、昨日出場できなかった選手がいますので、
彼らの活躍に期待ですが…
先を考えると、ほんとうにイヤな内容のゲームを披露？した
アルビ。
次節は何がなんでも結果にこだわらなければ…
ズルズルと泥沼に引きずり込もうと、もはや手が足元まで
きているわけです。
期待半分・不安３倍といった感じすらします…
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