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こんばんは、招猫です。
指揮官に恵まれず？マンチェスター・ユナイテッドを出る決断を
した香川真司選手。
ボルシア・ドルトムント（ＢＶＢ）に復帰しての初戦、
ＳＣフライブルク戦に４－２－３－１のトップ下でスタメン出場
となりましたね。
ユルゲン・クロップ監督の信念は揺るぎなきもの。
最も輝きを見せるのはここだ！というポジションに配してきました。
さすがに移籍が関係してのことでしたから、コンディションは完全では
なかったでしょう。
それでも前回所属時に、特に在籍２年目に見せていたパフォーマンス
の一端を、待ち焦がれジグナル・イドゥナ・パルクに駆けつけた多くの
ファンに披露してくれました。
試合は３－１でＢＶＢに凱歌。
香川選手は先制点のきっかけとなるスルーパスを披露。
直後には復帰後初得点を上げました。
８２０００人をも飲み込んだスタジアムも熱狂！
足がつって６４分までのプレーに留まってしまったものの、
溢れんばかりの期待に応えてくれましたね。
背負う番号が「２３」から「７」になったに過ぎない。
やはり「シンジ・カガワ」は健在であることを、ＢＶＢだけではなく、
ブンデスリーガ各クラブ、そしてマンＵをはじめ強烈に印象づけた
のではないでしょうか。
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彼がフットボーラーとして輝ける場所。
それはサイドではなく、やはり中央、トップ下。
クロップ監督はこのことをずっと言い続けていましたね。
サー・アレックス・ファーガソン以降のマンＵでの起用法に関して、
涙が出るほどだとコメントしたとかいうのは有名な話。
今季から指揮を執っているファン・ハール監督。
シーズン直前のギネス杯でも、香川選手を起用しうるポジション
をトップ下のみと結論づけたこと。
得点に絡んだシーンからのコメントから受け取ることができます。
日本代表含め、サイドで起用された時に活きているケースは、
ほとんどが中央に切り込んだ場合が印象にあります。
サイドハーフとして要求されるであろうパフォーマンスはほぼ見ることが
できませんでした。
まだ所属クラブで実績を上げている、そしてコンスタントにゲームに
出ているならまだしも…
そして移籍…
マンＵに行く前、いずれはＢＶＢに戻ってプレーを…とコメントしていた
だけに、取り巻く環境が今回、思いのほか？早くに古巣復帰を実現
させる結果に。
そして待望のトップ下起用でクロップ監督は迎えました。
さらにその期待に応え完勝に貢献。
おそらく「ほら見たことか！」と言いたいでしょうね、クロップさん^^
ある意味ファン・ハール監督の香川評価を意味合いは若干異なるでしょう
が実証してみせました。
クラブの監督を務める際のファン・ハール氏。
選手の序列を明確にしすぎ、かつ自身の戦術にはめ込む傾向が強いため、
一度落とした評価を上げることは極めて困難でしょうね。
選手をいかに活かして起用するか、には主眼が置かれていないようです
から…
香川真司という一フットボーラーについて発信し続けたクロップ監督。
移籍の決意を後押ししたであろう前回所属時のチームメイト。
そして「シンジ・カガワを解放せよ」とやや過激なまでにアピールし、
声を上げ続けた多くのファン。
そこで再びピッチに立てる喜びを、体全体で感じていた様子がすごく
見て取れましたね。
スタジアムＤＪの「カガワ～…」に続くファンの「シンジ～！」の大音量での
コール。
しびれました～
これからさらにパフォーマンスが上がってくるでしょうから、ワクワク感が
止まりませんね！
マルコ・ロイス選手が戻ってきたらどんな構成になるのだろう…
楽しみも倍増です。
リーグ戦次節は岡崎「シンジ」選手のマインツ、アウェイ戦です。
彼も前節ヘルタ・ベルリン戦で２ゴールし、奥寺康彦氏のゴール記録を
更新。
好調ぶりを示しています。
注目の一戦となること間違いなしです！
…その前ミッドウイークにはチャンピオンズリーグ、ホームでアーセナル戦が
あります。
まだＣＬの舞台では物足りない結果しか得られていないので、本人的にも
期するものはあるでしょう。
欧州に名を轟かせる絶好のチャンスでしょうから、期待も大きいですね。
そして何よりバイエルン・ミュンヘン戦での相性の良さ。
今も恐ろしいほどの戦力を誇っていますので、ここはひとつ、ドルトムントの
ファンが溜飲を下げる結果を残せるよう、ＢＶＢ香川選手に注目して
いきたいですね！
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