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日本vsコロンビア予想~危惧されるメンタリティ [サッカー・代表]

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こんばんは、招猫です。


ついに来ましたね~
ザッケローニ体制になって、ある意味集大成となる
グループリーグ最終戦、対コロンビア戦のキックオフ
まで、あと8時間あまりとなりました。


その前に今日の結果をサクッと。

[グループB]
オーストラリア 0-3 スペイン
オランダ 2-0 チリ

[グループA]
カメルーン 1-4 ブラジル
クロアチア 1-3 メキシコ

チーム状態がそのまま出た4試合だったと感じます。


スペインは誇りにかけても敗けられなかった。
しかし笑顔は当然ありませんでしたね…
ブラジル、メキシコは完全に力の差を見せつけました。
正直メキシコのサッカーの方がブラジルのそれよりも
観ていてワクワクします。
決勝トーナメントでも期待大ですね。


この結果を受けて、決勝トーナメントの2試合が決定。

日本時間6月29日、1:00から
ブラジル ー チリ

同6月30日、1:00から
オランダ ー メキシコ


特に30日のオランダvsメキシコ戦、これは見逃せませんね!
ロッベンがキッレキレのオランダとロンドン五輪覇者で更に強さを
増したメキシコ。
想像するだけで胸が高まります!!


…ちょっと前フリが長くなりました^^;

日本時間明日25日5:00、コロンビアに挑む日本代表。

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テレビ各局の報道を筆頭に、
「頑張れザックジャパン!」
「コロンビアに勝ってベスト16だ」
などなどやってますね。


盛り上げるのはいいのですが、冷静に考えてコメント出している
方のまあ少ないこと。
客観的に互いの戦力を見たら、コロンビアが飛車角落ちでも
互角にはとても勝負させてもらえないと考えるのが妥当です。


ギリシャ戦の内容が参考になる相手ではありませんし、攻撃的
に云々言っても、ボールを支配しての展開は叶わないでしょう。
仮に支配できたとしても、決定機を確実に得点に結びつけられる
シーンが、今のザックジャパンから想像できないんですね…


ひとえにメンタルの部分。ここに尽きます。
メディアに発しているコメントからは見えない部分が、ここにきて
弱化しているのを感じます。

コメントは強気、しかしプレーは真逆。
選手個々にみても心と体がバラバラになっているかのようです。


これを象徴する一件がありました。
岡崎選手、大会前は期待していたのですが、相当参ってしまって
います。
初戦コートジボワール戦の後、「勝たなくてよかった」「勝っていても
得るものはなかった」旨のコメント。
まるで敗けを肯定しているかのようです。


ポジティブに受けとめれば、という意見もあるでしょうが、そういった
類のものではありません。
短期決戦のグループリーグにおいて、初戦の勝ち点3の重要性を
どこかに忘れてきた?

このような思考が潜在的にあるなら、当然プレーにも影響します。
実際に試合の中での存在感が、驚くほど希薄になっていました。
考えたくはありませんが、既に初戦から何かが狂いだしていたのでしょう。


本田選手、香川選手はこれまで散々
「ゴール」
にこだわるようなコメントをしてきたにもかかわらず、実際プレーの姿勢は
それとは異なったものです。


本田選手はシュートを打たなくなりましたね。
ボールの貰い方やポジショニングが悪いせいもあるのでしょうが、
これなら彼である必要はないわけです。
チームを精神的に牽引できるわけではありませんし。


また香川選手は、マンU移籍2年目の今季、完全にプレーが
迷走してしまった影響はあまりに大きかった…
中盤の底までやらされましたからね。
やはりゴールの近くでプレーしなければ活きないのが彼。

しかし実際は中途半端なパサーになっている。
ギリシャ戦でスタメン落ちしたくらいですから、かなりメンタリティ
において深刻であることは否めません。


長友選手は…彼もインテルでの影響があるのは事実でしょう。
サイドハーフに入る機会が増えたことから、代表でのサイドバック
としてのプレースタイルに変化が出ているのでしょう。
コートジボワール戦の中で、GK川島選手にポジショニングを
強く指示されるくらいですから。
上がりすぎだと。

空いたスペースをカバーする選手が誰かを考えたら、如何にすべきか
は自ずから分かって然るべきです。


これまで攻撃の中心となってきた選手に、あまりに大きな不安要素を
抱えているのが今のザックジャパン。
苦しくなったら中央から左サイドに偏るスタイル。
ギリシャ戦では右も使いましたが、これはギリシャが引いていたから考える
ゆとりを与えてもらっていたに過ぎません。

グループリーグ2試合の内容から、彼らをコロンビア戦でも起用する場合、
劇的な変化を期待することは困難極まりないです。


しっかりと前を見て、何かしなければと危機感を感じプレーしているのは
内田選手、彼が一番伝わってきますね。

大久保選手は、残念ながら周りが彼を活かそうとする意識の低さから
結果に結びついていませんが、試合の中でなすべきことを理解している
一人であることには疑いがありません。

そして山口選手の奮闘があって2試合で2失点に収まっていると
言えますね。


ベンチウォーマーとなっている選手の中でも、起用価値が期待できる
選手がいるのですから、思い切って使うくらいの姿勢が必要でしょう。
森重、青山、斉藤各選手は苛立ちすら感じているのではないでしょうか。

俺を使え!と。

特に斉藤選手は、今の岡崎、香川選手であれば起用しない手はありま
せん。
プレーがはっきりしている分、間違いなく周りも動きやすいでしょう。


選手たちが言う「自分たちのサッカー」とはどういうものなのか。
その有り様を真にイメージできている選手はいるのでしょうか。
外から見ていると、
一部の選手に依存し、やりたいように好きにプレーをし、
結果はあとからついてくるもの
そんなふうに思えてなりません。
これでは上手くいってないときなどは精神的に相当堪えます。
チームが自然に分解しても何ら不思議はありません。


その一部の選手の状態が芳しくないため結果が出ず、
そして集大成のワールドカップで追い詰められた。


勝たねばならない試合で確実に勝利するという経験を
積み重ねることでしか育たないメンタリティ。
選手個々、そしてザックジャパンとして、それを育てることが
できなかった、というよりもできる環境になかったといえましょう。


したがって、対コロンビア戦、どのように見積もっても勝利の2文字は
遥か遠くに霞んでいます。

おそらく黄色に染まるアレナ・パンタナウ。
その中で与えられたザックジャパン最大級の試練。

「奇跡」

この2文字を信じてエールを送るしかできません。


ただ…


「起きないから奇跡っていうんだよ…」


とささやく声が聞こえてきます。。。


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